INDEX
深夜ドラマながら健闘しているのが、『産まない女はダメですか? DINKsのトツキトオカ』(テレビ東京、月曜23時6分〜)である。
今期のドラマの中で、毎週、オンエア後、TVerのドラマランキングで1位になることも少なくない。プライムタイム作品にまじって10位圏内にとどまる耐久力も高い。
サムネイルでは元総理大臣・宮澤喜一の孫にして演技派の誉れも高い宮澤エマ(このドラマの主演)が「黙れクソババア!」なんて言っているのが目を引く。
ほかに「え、死んだ?」「避妊具に穴を開ける夫」など、炸裂する下世話系パワーワードの威力も大きい。それで軽い好奇心で見はじめると意外と社会派な側面もあり目が離せない。
ドロドロの“NTR”エンタメドラマと思いきや…
番組プロデューサーにして演出も務める太田勇は、テレビ東京のサイト「テレ東プラス+」の「実力派俳優陣と創る制作の舞台裏|太田勇の5分で読めるテレビの裏側日記」でこう語っている。
《宮澤エマさんと最初にお会いしたときに、月曜23時枠らしいハラハラ、ヒリヒリした感覚は残しつつ、“妊娠・出産”という繊細なテーマに真正面から向き合う社会派作品にしたいです」という話をしました》
宮澤エマを主演に呼ぶための方便じゃないかという気もするが、実際にドラマを見ると決して嘘ではない気がするのだ。
次ページが続きます:
【極めて幅広い視聴者層に訴求するストーリー】
