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「避妊具に穴を開ける夫」に戦慄…ドロドロ愛憎劇と思いきや、ドラマ「産まない女はダメですか?」が示す、令和ドラマの成熟

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産まない女はダメですか?
ごくごく普通の仲良し夫婦に見えたが……。夫は“恐ろしい行動”に出ていた(画像:テレビ東京『産まない女はダメですか?DINKsのトツキトオカ』公式サイトより)
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まじめに子どもを生むことを考えさせるような描写がある一方で、このような下世話な色恋ネタが入ってきて撹乱し、アップダウンがとても激しく飽きることがない。毎週、見ながら心拍数が上がっている。

哲也(浅香航大)の略奪を狙う沙也香(秋元真夏)の策略でドロドロ愛憎劇に(画像:テレビ東京『産まない女はダメですか?DINKsのトツキトオカ』公式サイトより)

アサは子どもを生み育てようかと思った矢先、沙也香が仕掛けた哲也の浮気疑惑によって再び迷いはじめる。だが中絶手術をするには夫の同意が必要だ。哲也は沙也香に迫られても心を動かさないほどアサ一筋だから中絶を認めるわけがない。

この国では定められた条件のもとであれば、母体保護法指定医による人工妊娠中絶が認められる。母体保護法の第1条には「この法律は、不妊手術及び人工妊娠中絶に関する事項を定めること等により、母性の生命健康を保護することを目的とする」とある。ドラマでも「母体保護法」について語られた。

令和のドラマは成熟した

前述の太田は、番組サイトでこうも語っている。

「『産む』『産まない』、どちらを選んでも必ず生まれてしまう葛藤や痛み、悩み、その奥にあるそれぞれの生き方の覚悟と尊厳です。どんな結論も正解・不正解ではなく、『それも一つの選択だ』と社会が等しく認められるようになる、そのきっかけのひとつになれたら幸いです」

ただこの後に、「真面目な“お勉強ドラマ”ではありません」とも断っている。あくまでジェットコースターのようなエンタメだが、命の選択という部分は決して茶化さない。その姿勢を感じるからこそ、見られるドラマになっている。

結婚したら夫がDVだったとかモラハラだったとかで苦しむ物語は昭和の時代からあるが、子どもを生む選択権に思いを致すまでに令和のドラマは成熟してきている。つまり社会の関心事がそこまで進んだということでもあるだろう。

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【『ちびまる子ちゃん』における、たまちゃんのような役割】

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