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ライフ #大人の貧困 「雇用の谷間」でもがくミドルエイジ

「うなじが見える…」髪型や服装を事細かに上司がチェック 指示に従い続けた40代非正規公務員が"雇い止め"のなぜ?

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手を組む女性
真夏にタートルネックの着用を強いられた挙句、雇い止めにされたトモミさん(写真:トモミさん提供)
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例えば、ひざ下丈のスカートをはいても「ふくらはぎが見えるのはダメ」、ヒールの高さが3センチほどのパンプスで歩いていると「あなた、その靴でよく仕事できるね」、ビビッドカラーのハンカチに対しては「その年でまだそんなの使ってるの?」など。

髪型については「うなじが見えるから結ばないで。でも、長すぎるのもダメ」と言われた。

「常にチェックされていると感じました」とトモミさん。理不尽だと思ったものの、すべて従った。出費もばかにならなかったが、ワイドパンツやヒールのないシューズを新たに買いそろえた。その理由をトモミさんはこう説明する。

「1年更新の会計年度任用職員だからです。雇い止めだけは免れようと必死なんです。だからちょっとしたことでも、言われたら直す」

体のラインが見えすぎない服と束ねた髪。上司から「うなじが見える」とダメ出しされた(写真:Graphs/PIXTA)※写真はイメージです

クビになるわけにはいかない

トモミさんはシングルマザー。

別れた子どもの父親は音信不通で、養育費は受け取っていない。このため、収入の柱は手取り12万円ほどの賃金と月5万円ほどの児童扶養手当など。クビになるわけにはいかない、という思いは切実だ。

それにしても、やれうなじが、ふくらはぎがというのは、さすがに性差別的ではないか。

これに対し、トモミさんは「人事評価の基準がよくわからないんです」と途方に暮れる。雇い止めにつながる評価基準が公平性や透明性を欠くため、上司の不興を買わないよう、とにかく従うしかないというのだ。

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【自身の仕事ぶりについて】

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