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ライフ #ジモトのアタリマエ──観光客の知らない知恵と常識

「元遊郭が肉豆腐屋に変身」「徳川家康と岩崎弥太郎の力も頂戴」…一度は廃れた街を復活させた熱海の"ちゃっかり力"

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熱海のビーチ
「東洋のナポリ」と呼ばれている熱海のビーチ(写真:masy/PIXTA)
  • 谷口 素子 取材ライター・コラムニスト
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そこで糸川沿いの桜について調べてみると、もともと雑木が混在していたため、桜並木にはならなかった。そのため2009年(平成21年)、アタミザクラ58本を植樹し、遊歩道を整備した。つまり、桜まつりも植樹後の2009年以降に始まったとみられる。

糸川沿いの桜並木(写真:t.sakai/PIXTA)

ちなみにこれは、大塚商会の相談役名誉会長、大塚実の支援を受けてのプロジェクトだったそうだ。筆者も知らなかった。来年は桜の恩人に「ありがとうございます」といいながら桜を楽しみたい。

アタミザクラは、1965年(昭和40年)、市の木になっている。ソメイヨシノに比べてピンク色は濃く、花も大きい。夜はライトアップして、妖艶な美しさになる。

元遊郭が肉豆腐の名店に変身

糸川沿いは「糸川花街」と呼ばれていた旧赤線地帯だった。友楽町には元遊郭の建物が数カ所、残っており、リノベーションして再活用しようというプロジェクトが動き出している。

元遊郭の建物が令和に甦る(写真:筆者撮影)

歴史的建築を残しつつ、令和にあわせた仕様で再活用する。歴史を活かしているとも言えるし、便乗しているとも言える。

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【市外通話の開通が日本一早かった熱海】

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