もっとも目を引くのは、前面に保護ガラスがなく、針も一切ないことだ。盤面に整然と並ぶLEDの「点」が、点灯と点滅で時刻を表現する。置き時計の常識である「文字盤+針」という構造を問い直したデザインだ。
使用する前には準備が必要だ。内蔵バッテリーによる給電で駆動するため、箱を開けて最初に行わなければならないのは、背面の端子にUSB-Cケーブルを繋ぎ、本体への充電をすること。フル充電にかかる時間は、空の状態から約2時間半。「電池を入れれば動き出す」という置き時計の常識は通用しない。
さらに、正確な時刻を表示し、機能を100%引き出すために欠かせないのが、スマートフォン専用アプリ「BALMUDA Connect」との連携だ。
こうして充電を終え、アプリの設定を完了させることで機能をフルに活用できる。果たして使い心地はどうか。
「線」ではなく「点」で時刻を読む新体験
「The Clock」の最大の特徴である時刻表示には、2つのモードが用意されている。
一つは、初期設定の「Amount(アマウント)」。現在時刻までの「分」を、LEDのドットが積み重なるように表示するスタイルだ。1分経つごとに光の粒が増えていく様は華やか。一目で把握できる。
もう一つが、情報のノイズを極限まで削ぎ落とした「Simple(シンプル)」だ。こちらは現在時刻の「分」を示す一点のみが灯る。就寝時など、光を抑えて静かに過ごしたい夜には、この落ち着いた表示がしっくりくる。なお、秒針表示の有無も設定で選択可能だ。
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【ドット状のLEDの視認性は十分に確保されている】
