「さて、どれを食べようか」
「シャトーブリアン」「上カルビ」など、お皿を乗せたプレートにメニュー名が書かれているので、実際の肉とテーブルに置いてあるメニュー表と付き合わせながら、じっくり時間をかけて吟味できる。半個室の回転席は、他のお客様が目に入らないので、「俺と肉」の1対1の世界に心置きなく没入できるのがありがたい。
定番部位で松阪牛を堪能しつつ、新鮮なホルモンやレバーも絶対に食べたい。せっかくなので、一度も食べたことのない部位に挑戦したい。えのきベーコンなどの野菜やケーキなどのデザートもレーンを回っているが、腹具合を考えて、今回は肉に集中。ご飯すら頼まないストロングスタイルで臨もう。
松阪以外ではほとんど流通しない、希少部位も豊富にラインナップ
順番は気にせず、最初に回ってきた「力コブ(前足のコブ)」550円(税込)からスタート。
食べたことがないどころか、名前も初めて耳にする。聞けば、牛1頭から1〜1.5kgほどしか取れない貴重な部位だそうで、ちょうど期間限定で提供されていた。ラッキー!
綺麗なさくら色で、ほどよくサシが入っている。柔らかそうだが、トングで挟むと、意外に弾力もある。
炭火の網の上に、まずは2切れのせる。筋の部分から脂がじんわりと滲み出てきて、食欲を刺激する。
一升びんの特徴は、創業以来受け継がれてきた、門外不出の味噌ダレ。ややレアに焼いた肉にちょっとだけ味噌ダレをつけて、口に運ぶ。やわらかくモチモチ。ほどよい弾力があり、シャクシャクと噛むたびに脂の甘みが滲み出してくる。味噌のコクと醤油のキレが、肉の甘みを引き立ててくれる。
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【お店の看板メニューの一つ、松阪牛のホルモンを実食!】
