屋台村やせんべろ横丁は、そんな沖縄の空気がより濃密だが、夜の沖縄はどこもさほど変わらない。誰もが自然にその空気に溶け込めるのが、この地の文化なのだろう。
東京だったら恥ずかしくて見ているだけでも、ここでは気づけば踊っていたという人も少なくない。人気観光地である沖縄の大きな魅力のひとつだ。
文化の香り漂う“映画館”は若い世代が集まる
国際通りのすぐ近くには、文化の香り漂う場所もある。
牧志下町屋台村から希望ヶ丘公園に入ると、そのすぐ横に那覇の映画文化の拠点になってきた桜坂劇場がそびえる。
もともと52年にオープンした芝居小屋を前身にする歴史ある映画館だが、現在は3つのスクリーンで新作から名作まで上映し、古き良き昔ながらの映画を楽しむ場所として市民に親しまれている。
1階は、映画雑貨のほか、書店とカフェが一体になったスペースになり、本に囲まれながらコーヒーを飲んでくつろげる。
2階のスクリーン前は、沖縄の伝統工芸やちむんの展示販売エリアになり、シーサーやさまざまな器などの陶器が並べられている。
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【文化の香りに満たされた空間】
