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「親へのあいさつ、Zoomでよくない?」で、彼が"交際終了"を告げられたワケ 婚活現場で致命的"悪気のない一言"の代償

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机に突っ伏す男性
悪気のない一言でも、婚活現場では致命的になることがあります(写真:mits/PIXTA)
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みなこ(29歳、仮名)は、たかのり(35歳、仮名)と真剣交際を経て、成婚退会した。しかし、退会からわずか1カ月後、「婚約を解消しました。もう一度、婚活をやり直したいです」と相談所に戻ってきた。

驚いて理由を尋ねると、みなこは静かにこう言った。

「家風というか、家族に対する考え方が、あまりにも違いました」

たかのりは、親から放任主義で育てられた。干渉されず、自分の力で道を切り開いてきたタイプだ。その経験が彼の独立心を育て、現在は国家資格を持つ士業として成功している。

一方、みなこは、実家との結びつきが強い家庭で育った。一度も一人暮らしをしたことはなく、大学も実家から通い、都内のメーカーに就職。家族で食卓を囲み、節目には親戚が集まる。そんな家庭環境で育ってきた。

だからこそ、彼女にとって結婚とは「2人だけのもの」ではなかった。みなこは、筆者に言った。

「私は、親に祝福される結婚がしたいし、旦那さんの親御さんとも仲良くしたかったんです」

ところが、たかのりの考え方は違っていた。

ベタベタした親子関係は苦手

「僕はベタベタした親子関係は苦手だから、結婚したら、お互いの親のところに顔を出すのは年数回でいいよね」

その言葉にみなこは、同意できなかった。さらに、そのあとに続いた言葉が、「この結婚は違うのではないか」という気持ちを加速させた。

「それぞれの実家へのあいさつは省こう。両家顔合わせだけでいいよね。それなら、1回で済むし」

そこで、みなこは「まずは、それぞれの親への結婚のあいさつはきちんとしたい」と伝えたのだが、たかのりはこう返した。

「日本は20歳を過ぎたら、親の承諾なしで結婚できるんだから、そこまで必要?」

さらに決定打になったのが、この言葉だった。

「わざわざ新幹線に乗ってウチの実家にあいさつに行くの、面倒くさいじゃない。Zoomでもよくない?」

その瞬間、みなこの気持ちは冷え切った。

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【結婚してもうまくいかない】

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