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新卒Z世代社員を「どうせタイパ重視」と決めつけてはいけないワケ "研修講師"が現場で感じた《2026年の新入社員の特徴》

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ビジネス
2026年の新入社員とどう向き合うべきか解説します(写真:kikuo / PIXTA)
  • 大野 萌子 日本メンタルアップ支援機構 代表理事

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「自己紹介のゴールは何でしょうか?」

朝の新人研修の場。「まずはグループ内で自己紹介をお願いします」と声をかけると、ある新入社員が少し考え込み、手を挙げてこう尋ねた。

「自己紹介のゴールは何でしょうか?」

また、別の新入社員はスマホでAIに「研修 自己紹介 最適構成」と検索し、推奨テンプレを作成。さらに別の1人は「自己開示レベルは浅め・中間・深めのどれが推奨ですか?」と確認してくる。

彼らに共通するのは、曖昧な状況を避け、最短で「正解」にたどり着こうとする姿勢です。効率よく、失敗なく、場に最適化したい。その感覚は、AIとSNSに囲まれて育った世代ならではのものだと感じます。

産労総合研究所が発表した今年の新入社員タイプは「世代をつなぐ 大阪・関西万博タイプ」でした。未来社会を体験しながら育ってきた彼らは、AIとの協働を前提にキャリアを描く、これまでにない世代です。

研修講師を務める私が現場で感じる空気感、人事担当者から聞こえてくる声、そして若手自身の言葉を重ね合わせると、2026年の新入社員像はより立体的に見えてきます。

まず、1つ目の特徴は、「遠回りしたくない」、最短ルートで「正解」にたどり着きたいという感覚が強いということです。彼らからは、こんな言葉がよく出てきます。

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【生存戦略】

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