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退去時の原状回復ゼロ「美大生などクリエイターが"住み継ぐ"」伝説のアパートに潜入してみたら…

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「アップル&サムシングエルス」
DIYし放題!? クリエイターたちが住み継ぐ“伝説”のアパートの内部を取材した(写真:相馬ミナ撮影)
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玄関・キッチン・バスルームのあるフロアからスキップダウンしているメインのスペースは、その分天井が高くなっている(写真:相馬ミナ撮影)

多摩美術大学を卒業したばかりの山本武蔵さんは、「生活とアートの境目をなくしたい」と、昨年7月に移り住んだ。その際、青木さんからは「壁画、描いちゃっていいよ」と言われたという。常識を取り払い、背中を押されたことで、住まいはそのまま制作の場へと変わった。もちろん、壁画は部屋全体に及ぶ勢いで拡大中だ。

■部屋の詳細記事・写真:
美術作家(多摩美術大学 油絵専攻卒) 山本武蔵さんの部屋
社会人となって美術作家の活動を本格化した山本さん。アパートの存在が創作漬けのライフスタイルを支えている(写真:相馬ミナ撮影)

創作を共有する空気が、住人同士のゆるい連帯感に

住人同士の心地よい距離感も、このアパートならではと言えそうだ。

「みんな何かしらつくっている人なので、懐が深いというか……」と山本さん。

ジャンルや世代が異なっていても、創作を軸にした共通言語がある。だからこそ、無理のない関係性が生まれる。

取材の折、Iさんが他の部屋の取材への同行を希望すると、誰もが快く承諾した。その様子にも、このアパートの空気が表れている。

Iさんと須田さんは隣同士に住みながら、顔を合わせるのは初めてだったという。実は須田さんは、以前現在のIさんの部屋に住んでいたことがある。Iさんは、須田さんの音が気になり壁を叩いたことがあると打ち明けた。

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【オーナー自身もDIYリフォームを楽しむ】

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