自らの創造性を思い出させてくれる場所
医師でありながらアーティストとしても活動する須田さんは、15年前からの住人。住居のための部屋と、絵を描いたり楽曲をつくったりするためのアトリエの、2部屋を借りている。そんな須田さんは、この環境をこう表現する。
「自分たちの創作意欲をぶつけられることが、決定的に個性的だし、掻き立てられる物件ですよね。前の人の表現に自分が乗っかる感じが、音楽のセッションみたいで面白いんです。前の人はこんな色を選んだのか、じゃあ自分はこうしてやろう、とか。仕事から深夜に帰り、作業着に着替えて壁にペンキを塗るのも楽しかったですね」
須田さんにとって、この場所は自らの創造性を思い出させてくれる存在でもある。
「仕事から疲れて帰ってきても、まずアトリエに行きます。すると、インスピレーションが降りてくるんですよ。天井が高かったりしてつくりがユニークな部屋なので、空間から精神的な影響も受けていると思います」
医師 兼 画家・詩人・シンガーソングライター 須田さんの部屋
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【「壁画、描いちゃっていいよ」】
