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食事は自前・家族に商売する介護士…留学先の中国で緊急手術した息子"衝撃の"入院ライフ《クレカの保険に救われた》

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入院中の食事は自己手配だった中国の病院(写真:筆者撮影)
  • 浦上 早苗 経済ジャーナリスト、法政大学MBA兼任教員(コミュニケーションマネジメント)
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事故に遭ったのは日曜日なので学校の事務室は閉まっていた。学生たちは教職員に電話をしまくり、やっと留学生担当の職員と連絡がついた。その職員が保険会社や筆者に知らせてくれたわけだが、手術が終わってからは病院に来ることはなく、学生だけで対応にあたっていたそうだ。

筆者は学校から連絡がないので、「便りがないってことは容態が落ち着いているのだろう」と受け止めていたが、実際には学生たちはトイレもベッドの上でしかできない息子をつきっきりで見ており、親である筆者との連絡手段もなく、かなり困っていたと知った。

事故現場にたまたま居合わせたバングラデシュ人留学生がそのまま介護要員に組み込まれるなど、カオスな状況だった。20歳そこそこの学生たちが息子を救おうと必死で動いてくれたことがわかり、感謝してもしきれなかった。

バングラデシュ人に「日本に来たらうちに泊まっていいよ」と声を掛けたら、本当に次の日ビザの申請に行き、翌年2月にやってきたのはちょっと驚いた。

息子の見舞いに来てくれたバングラデシュの留学生。入院の際にパスポートを寮から持ってきてくれた(写真:筆者撮影)

スマホ決済で医療費支払い

お金を巡る混乱はまだ続く。筆者が病院に到着して数日後、看護師が「金を入れて」と言いに来た。しばらく猶予されていた医療費の請求が始まったようだ。「いくら?」と聞いたら、「いくら入れられる?」と逆質問。え、こっちが決めることなの?

窓口で支払うと思いきや、ベッドの横の棚にQRコードが貼ってあり、それを読み込んでモバイル決済アプリから入金する方式だった。さすが中国である。

とりあえず息子の手持ちの人民元を払ったが、そのうち金が尽きそうだ。国際送金する方法を調べていると、「子どもの入院で中国に来た」という筆者のSNS投稿を見た日本人から「人民元足りてる?」と連絡があった。

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【思いがけず助かったのが救援費用】

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