「えらい」の意味を正しく理解する
「たたき台を作る人が一番えらい」
このフレーズを耳にしたことがある方は多いと思います。2019年頃から特にビジネスの現場でよく聞かれるようになりました。
「できあがったものにあれこれ指摘するのは簡単だけど、ゼロからイチを生み出すのが最も大変。たたき台がなければ議論を始めることも、具体的なフィードバックをすることもできない」という趣旨です。
まず「えらい」という言葉について整理しておきます。これは地位が高いとか権力があるという意味ではありません。「敬うべき存在だよね」というニュアンスで使われています。
たたき台を作った人は、もっと自信を持ってよいのです。ダメ出しされたとしても、落ち込む必要はありません。たたき台は叩かれる運命にあります。むしろ多くのフィードバックを受けることになりますが、それは批判ではなく、良いものを作り上げるために必要なプロセスです。
赤入れやフィードバックをするなら、産みの苦しみを経てたたき台を作ってくれた人へのリスペクトを忘れないようにしよう——「たたき台を作る人が一番えらい」という言葉には、そういう意味が込められているのです。
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【たたき台がないと、何が起きるか】

