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日本の成人の5人に1人が抱える"腎臓病"という国民病の正体 健康診断で"異常なし"でも「静かに進行している」怖さ

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腎臓病のイメージ
健康診断でも早期発見できない「腎臓病」の恐ろしさとは?(写真:Eddows/PIXTA)
  • 牧田 善二 医学博士・AGE牧田クリニック院長
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厚生労働省が発表している日本人の死亡原因は、2023年時点で、1位がん、2位心疾患、3位老衰、4位脳血管障害……と下のグラフのようになります。また、肺炎と誤嚥性肺炎を合わせれば、脳血管障害よりも多くなるのがわかるでしょう。

(画像:『腎臓 人工透析にさせない最強の医療・食べ方』より)

数字だけではわからない「深刻さ」

『腎臓 人工透析にさせない最強の医療・食べ方』(三笠書房)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

2023年は、パンデミックを起こした新型コロナウイルス感染症が8位に入っていますが、こうした特別な事情がない限り、たいてい、不慮の事故に続くのは腎不全です。

腎不全は、いつの年も8位前後をうろうろしています。

この年の場合、がんの24.3パーセントに対し、腎不全は1.9パーセント。この数字だけ見ると、あまり深刻な病気ではないと感じるかもしれません。

しかし、腎臓病があると、心筋梗塞、脳卒中、がんなどあらゆる病気に罹りやすく、その進行も速めることがわかっています。すなわち、腎臓病の末期症状である腎不全になる前に、ほかの病気で命を落としている可能性が高いのです。

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