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5万円台で冷却ファンを内蔵したゲーミングスマホ「nubia Neo 5 GT」のiPhoneにはない魅力

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お手軽ゲーミングスマホ、nubia「Neo 5 GT」(グローバルモデル)(写真:筆者撮影)
  • 山根 康宏 携帯電話研究家・ジャーナリスト
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目立つ外観を持つ「Neo 5 GT」だが、側面を見ると通気用の開口部が設けられていることがわかる。この開口部の奥には小型の冷却ファンが内蔵されており、外気を取り込んで本体内部の熱源を冷却する構造になっているのだ。

一般的なスマートフォンでは大面積の金属板による熱伝導が主流だが、「Neo 5 GT」はそれに加え高速回転するファンによって強制的に熱を逃がす仕組みを採用しているのだ。

空冷ファンの空気取り入れ口がある(写真:筆者撮影)

ではなぜ空冷ファンが必要なのだろうか。それは現代のモバイルゲームが極めて高度な処理を要求するからである。リアルな3Dグラフィックスと複雑なエフェクト表現、プレイヤーの操作に即座に反応する滑らかな動きを実現するには、チップセット内部のCPUとGPUが全力で稼働しなければならない。

その結果、本体内部の温度は素手で触れられないほどまで上昇する。この熱は処理速度の低下を招き、ゲームの快適性を損なってしまう。

もちろん当然ながら、高負荷なゲームを楽しまない人にとってゲーミングスマートフォンは必要性の低い製品といえる。しかしモバイルゲームに真剣に取り組むユーザーにとっては、ゲームが途切れることなく安定して動作することこそが何よりも重要であり、カメラの画質といった他の要素は二の次となる。

市場全体から見れば限定的な需要ではあるが、確実に存在し続けるのがゲーミングスマートフォンという製品群なのである。

ゲーミングスマホは売れているのか?

日本国内でもゲーミングに特化したスマートフォンが複数のブランドから提供されている。代表的なのは同じnubiaブランドの「REDMAGIC」シリーズと、PCゲーミング機器でも知られるASUSの「ROG Phone」シリーズだ。なお、ROGはASUSが展開するゲーミングデバイス専門のブランド名称である。

REDMAGICの最上位モデル「REDMAGIC 11 Pro」はクアルコム製の高性能チップセットSnapdragon 8 Elite Gen 5を搭載し、毎秒144回の画面更新が可能なディスプレイと7500mAhという大容量バッテリーを組み合わせることで、競技レベルのモバイルゲームプレイヤーが求める最高水準の性能を提供している。

さらに空冷ファンと液体を利用した冷却機構を併用した複合システムにより、冷却技術の限界を押し上げようとしている。

水冷搭載スマホ「REDMAGIC 11 Pro」(中国向けモデル)(写真:筆者撮影)

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【モバイルゲーム産業の規模は、1000億ドルを超えている】

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