ボディサイズはちょうどいい。ノーズが短くなったことがありがたいし、フロントフード左右の盛り上がりは車両感覚の掴みやすさに貢献している。
加減速については、「これ以上こなれたEVはないのでは?」と思うほど。アクセルから足を離すと回生ブレーキで減速する「e-Pedal」も自然で、慣れれば市街地ではこちらのほうが速度制御しやすい。
乗り心地は、低速では19インチホイール/タイヤの硬さが伝わるものの、速度を上げれば兄貴分のアリアよりしっとりしていて、快適に巡航できる。18インチのX/Sグレードなら、さらに快適になるかもしれない。
ハンドリングは、初代のような低重心や前の軽さを強調するキャラクターではなく、エンジン車の延長線上にある身のこなしの中で、EVならではの安定感を享受できるフィーリングになっている。
満充電で200kmしか走らなかった初代の初期型の記憶が残る身には、50km程度の走行ではバッテリーがまだ90%/450km分ぐらい残っていることにも、進化を感じた。バッテリーが減らないので、充電時間を短く切り上げたほどである。
補助金考慮で実質250万円~
価格は試乗したB7 Gが599万9400円、ベーシックな「B5 S」は438万9000円となる。
今年度の補助金はグレードを問わず、国が129万円で、自治体で最高レベルの東京都は、再エネ電力を導入しなくても60万円となっており、実質250万円ぐらいから買えることになる。EVへの補助金に不満を漏らす人もいるが、今はガソリンにも補助金が入っていることを忘れてはいけない。
EVが踊り場にあるというのは、イスラエルとアメリカがイランを攻撃する前の話で、欧州では現在、EVの販売が上向いているという。
こんな時代だからこそ、豊富な実績を持つリーフのモデルチェンジは、グローバルでも、そして日本でも、注目されているような気がする。
