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サガンやダリが教えてくれた「他人と違うことの価値」、パリで暮らして知った"ユニーク"の凄み

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パリの夕暮れ
パリの夕暮れ(写真:Kaori / PIXTA)

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1980年代からマガジンハウスやフィガロジャポンのパリ支局長を務めた村上香住子さんのエッセイ『おしゃれなマナー AtoZ パリで暮らして知ったミューズたちの素顔』より一部を抜粋、再編集してご紹介します。

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個性は自由から生まれる

これまで出会った人で特に個性的だったのは、作家のフランソワーズ・サガンでした。恐ろしく早口だったので、言葉を聞きとるのに苦労したものです。

本人はそのことを、「一日の出来事を父親に話すときに、あれもこれも話したいし、末っ子だったから、あまり時間が残されていない。だからなのよ。早く父に話したくてたまらなかったからなの」と言っています。

前のフレーズが終わってないのに、もう次の話を始める。そんな感じだったのでしょう。

フランソワーズ・サガン(Françoise Sagan 1935.6.21-2004.9.24)
フランスの作家。18歳で発表した処女作『悲しみよ こんにちは』で、一躍人気に。最初の印税360億円はギャンブルやスポーツカーのジャガーなどを買って使い果たす。終生スポーツカーやカジノを愛し、ドラッグも止められなかった。珠玉の恋愛小説を多く残している。『ブラームスはお好き』『ある微笑』など。
無邪気な少年のような表情を見せるサガン(写真:Burt Glinn/Magnum Photos/アフロ)

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【50年間同じヘアスタイル】

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