「カレボナーラまぜうどん」は、埼玉県産の小麦「あやひかり」を使用、卵も埼玉県の「彩たまご」、追いめしに使うコメもSAのある蓮田市産というこだわりよう。
東北道蓮田SA下り線「カレボナーラまぜうどん」(1000円、筆者撮影)
「海鮮ミックスフライ定食」は、すべて地元いわき市で水揚げされた「常磐もの」を港から直接仕入れ、新鮮さを保ったままフライにするという調理法で、魚種は日によって変わり、この日はエビ、アンコウ、カナガシラ、そしてアナゴの4種が供された。
常磐道四倉PA上下線「海鮮ミックスフライ定食」(1480円、筆者撮影)
「夢の茨城旅行」も、すべて顔写真入りで紹介されている地元の農業生産者が食材を提供。
さらに使用されるすべての食器も、第1回と同様、地元の笠間焼の窯元に特注したという。このメニューのためだけに1セット1万円にもなる器を50セットも用意したというから、それだけでも驚きである。
それぞれの料理は、休憩施設の運営業者だけでなく、地域の1次産業や伝統産業まで背負ってコンテストに参加していることが、ひしひしと感じられるメニューばかりであった。
グランプリは「和のフルコース」
グランプリは、第1回に続いて友部SA上りの「夢の茨城旅行」に決定した。
常磐道友部SA上り線「夢の茨城旅行 ~お守りはmikittyのサイン~ THANK YOU SO MUCH choro」(1500円、筆者撮影)
「つくば美豚ローストポーク丼」をひつまぶし風にアレンジ、食べ進めながら、添えられたヤマノイモやだし汁で味変を楽しめる工夫があるほか、前菜、しらすサラダ、そしてデザートまでを専用の器に盛った、まさに和のフルコース。
これを1500円で提供しているのは、昨今高くなってきている外食の価格を考えれば、かなりの高コスパである。昨秋の登場以降、すでに6000食以上を提供しているというのもうなずける。
「海鮮ミックスフライ定食」は、素材が新鮮だからかどれも実に柔らかく、磯の香りを閉じ込めたようで、特にホウボウに似たカナガシラと、吊るし切りや鍋で知られる茨城県の海の幸の代表ともいえるアンコウのフライは初めての経験だった。
コスパとユニークさという意味では、「カレボナーラまぜうどん」も素晴らしかった。
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【コンテストの楽しみはまだ続く】
