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「結婚」か「退職」の覚悟はあるか
同僚とのつきあい方について、避けては通れない話題は「社内恋愛」です。毎日一緒に働いていれば、同僚の人となりがだんだんとわかってきます。
仕事ができて頼もしい人だな。いつも元気で笑顔がかわいらしいな。こちらが疲れているときには何かひと言、必ず声をかけてくれる、気の利く人だな。
そんなふうに思っていたら、相手もどうもまんざらでもなさそう。思い切って食事に誘ってみようかな、いや、これってセクハラに該当するのだろうか──。
楽しそうで何よりです。好きな人が職場にいれば、出勤するのも苦ではなくなりますよね。
でも、ちょっと待ってください。本当に社内恋愛に踏み出すなら、それ相応の覚悟が必要です。
「相手と生涯をともにする覚悟」、そして「うまくいかなかった場合、その職場を離れる覚悟」。
その覚悟がないのなら、それ以上踏み出さないのが身のためです。
なぜなら、社内恋愛は別れたあとが肝心だからです。気まずさを抱えたまま毎日顔を合わせ、周囲に気を遣われ、うわさ話をされ続ける。これに耐えられる人はほとんどいません。少なくともどちらかは、その職場を離れることが多いのではないでしょうか。
また、好意を伝える行為そのものが、相手にとっては負担になることもあります。立場や年齢、関係性によっては「断りづらい」「仕事に影響が出るかも」と感じさせてしまう。
告白する本人にとっては純粋な気持ちで、悪気がなくても、状況次第ではそれがハラスメントと受け取られる可能性さえあるのです。
感情のコントロールに自信のもてない人も、やめておいたほうがいいでしょう。ただでさえ恋愛というのは感情コントロールが難しいのに、社内での恋愛となると、仕事に影響が出る可能性が大きくなります。
普段なら冷静でいられるはずの場面でも、恋愛感情がある相手に対しては、ちょっとした言葉づかいやメールがそっけないだけで気になったり、ほかの異性と親しく話したりしているところを見るだけで仕事も手につかない……など、感情が先に立ってしまうことがあります。
これは、恋する人間として、自然な反応です。ただし、職場ではその「自然な反応」が、評価や立場に直結します。
だからこそ、社内恋愛は「うまくいけば楽しいもの」ではなく、「扱いを間違えると、大きなリスクになってしまうもの」として捉えることが必要なのではないでしょうか。
結婚を前提に相手とおつきあいしたいと思っていて、もし振られた場合は会社を辞めてもいい。そこまでの覚悟があるのか自問して、答えがYESであれば、ぜひ全力でアタックしてみてください。
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【プライベートと仕事の線引きは明確に】

