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「吹奏楽部の指導」はまるで都市伝説、呼吸法も高音奏法も「エビデンス」がない?《指導の質》を高める科学的検証の必要性

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吹奏楽イメージ
吹奏楽部は地域展開の中、「指導の質」をどう担保すべきか(写真:V-MAX/PIXTA)
  • 渡郶 謙一 北海道教育大学音楽文化専攻合奏研究室 21世紀現代吹奏楽レパートリープロデューサー

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わが国の吹奏楽文化の源流と言える中学校の吹奏楽部は、その大半が少子化によって、現状維持が困難になることは間違いない。地域展開が進む中で、部活動という枠組みから、各地域によって再構築される演奏団体(以下、これを「地域響」と呼ぶ)へと変貌するだろう。

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その過程で特に重要になってくるのが、「指導者」だ。これまでは、主に学校教員が「顧問」という形で運営と指導を担うことが一般的であったが、従来の顧問教員がそのまま地域響で指導を継続するとは限らない。

働き方改革の関係で、指導から解放される顧問もいれば、指導したくても継続がままならない場合も多々出てくるであろう。事実、すでに指導者の“人材難”の兆候はそちこちで表れている。

「感性中心の指導」脱却のため注目すべき要素

かと言って、単に吹奏楽部の所属経験がある人材が必ずしも能力的にふさわしいとは言えない。地域響の「質の担保」のためにも、音楽界発展のためにも、指導者の養成について再考すべきであろう。

以前の記事「【後編】吹奏楽コンクールの審査基準や指導法に違和感、地域展開で『音楽基礎教育』が必須な理由 」でも指摘したが、これまでの吹奏楽指導は基本的に“感性中心”のものがほとんどだった。「個人差」を超えた論理的かつ普遍的な根拠に基づき成り立っている指導はほぼ皆無と言っていい。

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【「都市伝説だらけ」の吹奏楽指導】

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