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ビジネス #すごい中堅企業100 2026年版

「国策」をバネに株価2倍超、自衛隊輸送艦も手がける内海造船の強み…中国・韓国勢にはオーダーメイドで対抗

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瀬戸田工場の外観
旅客船から見た瀬戸田工場。中・小型フェリーの建造実績が豊富だ(撮影:梅谷秀司)

INDEX

「中堅企業」カテゴリーの創設から約1年半が経過し、政府の支援策も本格的に動き出した。AIの進化や人手不足、インフレといった構造変化の中で、中堅企業は成長の牽引役として存在感を高めている。本特集では注目企業の戦略や競争力の源泉を徹底解説。ランキングなどを通じて、その実像と可能性に迫る。

内海造船|上場(広島県尾道市)

[設 立]1944年
[代表者]寺尾弘志
[売上高]446億円(2025年3月期、連結)
[従業員]554人(単体)

広島県の三原港から小ぶりの旅客船に揺られること約30分。レモンの産地として知られる人口8000人ほどの尾道市・生口島(いくちじま)に本社を構える唯一の上場企業、内海造船がにわかに脚光を浴びている。

内海造船本社に隣接する瀬戸田工場(撮影:梅谷秀司)

1940年に瀬戸田船渠として創業し、2社との合併を経て67年に日立造船(現カナデビア)の傘下に入る。2005年に同じ日立造船傘下のニチゾウIMCを吸収合併し、因島(いんのしま)工場が誕生。現在も、本社に隣接する瀬戸田工場との2工場体制だ。

巨大なクレーンで作業を進める(撮影:梅谷秀司)

国内顧客向けのフェリーやRORO船(貨物専用船)の建造を得意とする内海造船は売上高446億円の中堅企業で、株式市場での注目度は決して高くなかった。

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