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不登校だった高校生が青森からフィンランドへ!「心が軽くなった…」探究学習で見た、日本の教育との決定的な違いとは?

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日本の生徒とフィンランドの生徒が教室で話をしている様子
フィンランドの生徒と対話をしている様子(写真:青森県立北斗高校提供)
  • 佐藤 智 ライター・教育コラムニスト
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「彼らは政治への強い思いを持っていて、同世代が過ごしやすい国をつくるために活動していました。10代のメンバーで自発的に意見交換をしていると聞いて、私たちが行ってきたサタデースクールの活動にも活かしたいと思いました」

若者の居場所「ユースセンター」を青森県で作るためには

学校でも家庭でもない若い世代の第3の居場所となるユースセンターも訪問した。フィンランドでは、地域にユースセンターの設置が法律で定められている。

思い切り運動ができる体育館やたくさんの楽器、映像収録ができる音楽室、種類豊富なボードゲーム、テレビゲームなどが置かれていた。

「フィンランドでは大人が子どもの意思表示を大切にしており、ユースセンターでも『ここで何をしたいか』を尋ねている姿が印象的だった」とチーム北斗七星のメンバーは語る。

ユースセンターでは職員の方もまじえて交流(写真:青森県立北斗高校提供)

自身の体験を振り返り、語ってくれたメンバーもいた。

「ユースセンター訪問時、言語の壁や新しい体験が続くことで精神的に疲れてしまったのか、ずっと涙が止まらずに座り込んでしまったんです。すると、ユースセンターの職員が、英語で『大丈夫?』と声をかけてくださって。

国籍も言語も何もかも違うけれど、他者を思いやる気持ちは共通だと感じました。フィンランドで感じた人の温かさは、必ず日本にもあるはずです。このユースセンターの仕組みは青森県でも絶対に作ることができると思います」

ユースセンターを青森県で作るために大事なこととして、チーム北斗七星のメンバーは4つのポイントを挙げていた。

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【「同じでなくていい」が背中を押す】

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