「私の後悔を形にしました。SNSで知り合った人たちが、リアルでも集まれる場所が欲しかったんです。交流、学び、運動、就活、終活を軸にして、画面の外でもつながれると、もっと豊かになると思ってます」
山本さんの体験やインフルエンサーとしての立場を集結したコミュニティー。立ち上げからまだ間もないが、全国から人が集まり始めている。
ポジティブな言葉が、ポジティブな自分をつくる
「60代で“ここが自分の頂点だ”と思ってしまう人もいる。そこから先の世界を知らないのは、もったいないですよ」
山本さんは目を輝かせてそう言う。SNSを通じてさまざまな世代と交流する中で、新しい価値観に触れ、世界は大きく広がった。
そしてこの春、新たにYouTubeも始めた。Instagramでは「ユーチュー婆の仲間入り!」と軽やかに報告。動画では得意のカメラワークを披露するなど、発信の場はさらに広がっている。
「せっかくの人生、年齢のイメージに振り回されたくないんです」
確かに山本さんのSNSを見ていると、「年相応」という感覚が揺らいでくる。 「おじいちゃん、おばあちゃん」という言葉から思い浮かべる姿も、これから変わっていくのかもしれない。
「ポジティブな言葉が、ポジティブな自分をつくると思うんです」
「自分には何もない」と悩んでいた30代から40年。SNSとの出会いは、山本さんにとって、ようやく見つけた「自分らしい生き方」だった。
