また、動画編集は特別なソフトを使わない。簡単に使えるアプリの編集機能だけで動画を作る。音楽も、今の流行りではなく、ビリー・ジョエルやロッド・スチュワートなどあえて山本さんの同世代に馴染みのある曲を選ぶ。
「難しいことはしていません。誰でもできることだけです」
一番意識するのは「日記のような投稿にはしない」ということだ。
「今日はこれを食べました、ここに行きましたという投稿だと、見た人が“自分ごと”として感じられないので」
最近は知人から相談を受け、SNSの投稿についてアドバイスすることもある。実際、助言を受けた人の中には、投稿5本で3万回再生を記録した人や、56万回再生に達した人もいる。
「ちょっと見せ方を変えるだけで、反応は変わるんですよ」
詐欺に遭っても続ける理由
フォロワーが増えると、企業からPR依頼が届くようになった。ただし、山本さんはなんでも引き受ける訳ではない。
「同世代で共感してくれているフォロワーさんが見てくれているのに、何でも紹介するのは違うと思うんです」
時には危うい誘いもある。DMで突然届く投資話や商品紹介。いわゆる“詐欺まがい”の連絡だ。かなり高圧的なこともあったという。
「これはおかしいと思って、警察や弁護士に相談すると伝えたら、すっと連絡が来なくなりました」
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【山本さんが発信を続ける理由】
