ハードカーゴとのコラボレーションは、東京オートサロン2026でコンセプトモデルが展示されていたのを私も記憶している。楽しそうに企画しているな、と思わせるのが上手なマーケティングだ。
軽トラに乗っていることを忘れそう
ドライブした印象は、マイナーチェンジだから「大きく変わった」というほどのものはなかった。そもそも、スーパーキャリイはよく出来ているのだ。
59Nmのトルクをもつ3気筒エンジンは、数値から考えるより、ずっと扱いやすい。発進トルクもしっかりあるし、加速も交通の流れをリードできるほどだ。
ステアリングフィールはしっかりしていて、タイヤの向きは正確に把握できるし、切ったときの車体の反応速度は、一般乗用車と変わらない。復元力もそれなりにあって、扱いやすい。
サスペンションシステムの設定も、快適性が確保されている。一般道を法定速度で走っていると、軽トラに乗っていることを忘れそうだ。
シートは座面のクッション性が高く、路面からのショックは、乗員にほとんど伝わってこない。キャビン内の騒音レベルも低い。
ただし、工事をしているような不整地では、サスペンションアームのストローク不足もあり(しようがないけれど)、けっこう揺さぶられる。加えて横風をいなすのも得意でない。
スズキの広報担当者は、スーパーキャリイで高速を走り、静岡県浜松市の本社まで行ったそうだ。
26年1月のマイナーチェンジでは、フロントマスクのデザインが変更されるとともに、装備が充実した。
次ページが続きます:
【軽トラらしい「ぬかるみ脱出アシスト機能」も追加】
