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農道の911? 室内広々かつオシャレな軽トラ「スーパーキャリイ」の特別仕様車「Xリミテッド」真のコンセプト

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「キャリイ」に対しキャビンを後方へ460mm、全高を120mm拡大した「スーパーキャリイ」
「キャリイ」に対しキャビンを後方へ460mm、全高を120mm拡大した「スーパーキャリイ」(筆者撮影)
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ハードカーゴとのコラボレーションは、東京オートサロン2026でコンセプトモデルが展示されていたのを私も記憶している。楽しそうに企画しているな、と思わせるのが上手なマーケティングだ。

「スーパーキャリイ Xリミテッド」にHARD CARGOを装着した仕様(写真:スズキ)

軽トラに乗っていることを忘れそう

ドライブした印象は、マイナーチェンジだから「大きく変わった」というほどのものはなかった。そもそも、スーパーキャリイはよく出来ているのだ。

59Nmのトルクをもつ3気筒エンジンは、数値から考えるより、ずっと扱いやすい。発進トルクもしっかりあるし、加速も交通の流れをリードできるほどだ。

デジタルメーターディスプレイ、スマートフォントレー、助手席カップホルダーを装備したインテリア(ナビはオプション、筆者撮影)

ステアリングフィールはしっかりしていて、タイヤの向きは正確に把握できるし、切ったときの車体の反応速度は、一般乗用車と変わらない。復元力もそれなりにあって、扱いやすい。

サスペンションシステムの設定も、快適性が確保されている。一般道を法定速度で走っていると、軽トラに乗っていることを忘れそうだ。

シートは座面のクッション性が高く、路面からのショックは、乗員にほとんど伝わってこない。キャビン内の騒音レベルも低い。

運転席シートは前後180mmのスライド量と、40度のリクライニングが可能(筆者撮影)

ただし、工事をしているような不整地では、サスペンションアームのストローク不足もあり(しようがないけれど)、けっこう揺さぶられる。加えて横風をいなすのも得意でない。

スズキの広報担当者は、スーパーキャリイで高速を走り、静岡県浜松市の本社まで行ったそうだ。

26年1月のマイナーチェンジでは、フロントマスクのデザインが変更されるとともに、装備が充実した。

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【軽トラらしい「ぬかるみ脱出アシスト機能」も追加】

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