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農道の911? 室内広々かつオシャレな軽トラ「スーパーキャリイ」の特別仕様車「Xリミテッド」真のコンセプト

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「キャリイ」に対しキャビンを後方へ460mm、全高を120mm拡大した「スーパーキャリイ」
「キャリイ」に対しキャビンを後方へ460mm、全高を120mm拡大した「スーパーキャリイ」(筆者撮影)
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スーパーキャリイのキャビンデザインは、ワゴンRの左側に準じたデザイン、と私には感じられる。ウインドウの輪郭線には緊張感があって、質感が高い。そこもよい。

拡大されたキャビンと、キャビンの下までくりぬくことで1975mmにおよぶフロア長を確保した荷台(筆者撮影)

スーパーキャリイという車名は、グローバルで使用されているものの、ワイドキャビンは日本のみだという。

自動車ショーなどでは、海外からのジャーナリスト連中が、スーパーキャリイをはじめ、キャリイやダイハツ「ハイゼットトラック」を取り囲んでいた。

日本の軽トラは、コンセプトがおもしろいのだろう。加えて、街中使用ならば、こんなに使い勝手のよい乗りものはない。注目されるのはよくわかる。

もっとも“都会的”なスーパーキャリイ

パワートレインは、658ccの3気筒。変速機は5段マニュアル(5MT)と4段オートマチック(4AT)から選べるし、駆動方式も後輪駆動と副変速機つきの4輪駆動が用意されている。

私が乗ったのは、4ATで後輪駆動の「Xリミテッド」。もっとも“都会的”な組み合わせといえるかもしれない。

車体色は「ツールオレンジ」なるかなりハデな色。各部がブラックで塗装されている。側面には「MT MOUNTAIN TRAIL」の文字と、タイヤ痕を模したというパターンのデカール。

今回の特別仕様車のもととなったコンセプト「スーパーキャリイ マウンテントレイル」(写真:スズキ)

「24年1月に開催された東京オートサロン2024で、コンセプトカー部門の優秀賞を受賞した『スーパーキャリイ マウンテントレイル』仕様をぜひ市販車化してほしいとの声をいただき、今回の特別仕様車でそのコンセプトを落とし込みました」

スズキの広報担当者による説明だ。冒頭に引用した「普段づかいや遊びにもマルチに使える」というコンセプトに忠実な仕様といえる。

今回のマイナーチェンジのタイミングで、軽トラや軽ミニバン用のキャリアなどで知られる「HARD CARGO」(ハードカーゴ)とのコラボレーションも実現。専用のキャリアを荷室にそなえた仕様も発売された。

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【スーパーキャリイの走りや乗り心地は?】

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