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「ボルボ」購入者データ分析で明らかになった「ベンツ」や「BMW」とは明らかに異なる独特の価値基準

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ボルボの主力モデルのひとつ、ミドルサイズSUVの「XC60」
ボルボの主力モデルのひとつ、ミドルサイズSUVの「XC60」(写真:ボルボ・カー・ジャパン)
  • 三浦 太郎 インテージ 自動車アナリスト
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ちなみに乗り換え時に手放したクルマ(=前有車)のボディタイプを見ると、ボルボ購入者ではSUVが36%、ステーションワゴンが30%で、この2つで全体の3分の2近くを占めていた。

購入車の約7割がSUVだから、「SUV→SUV」の乗り換えはその半分程度であることがわかる。

その代わりステーションワゴン、セダンが多かった。つまり、買い替え時にステーションワゴンからSUV、セダンからSUV、といった乗り換えをした人が相応にいたことを表している。

さらに、購入時に「最後まで比較していたクルマ」のボディタイプを見ると、こちらは購入したクルマの分布と呼応する形で、ボルボ購入者:SUV66%、ステーションワゴン14%、セダン11%であった。

アウディの主力SUV「Q5」は2025年7月にフルモデルチェンジしている(写真:アウディジャパン)

ドイツ御三家は、3メーカーともにSUVが45%程度、ステーションワゴンは10%未満で、セダンが25%前後と、ボルボ購入者とは求めるボディタイプが異なることがわかる。

購入時の実際の価格は?

それでは購入した人たちは、実際のところいくら支払っているのだろうか。「値引き前車両本体+オプション価格」と、「値引き額」「下取り額」「最終支払い額」の各データを下記に示す。

「値引き前車両本体+オプション価格」の平均は、ボルボの710万円に対し、メルセデス・ベンツ:996万円、BMW:793万円、アウディ:684万円。

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【「スタイル・外観」に偏らないボルボ購入者の志向】

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