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米誌が「26年行くべき」と指名した"山形"が美食の聖地だった インバウンドわずか0.6%の穴場が選ばれた納得の理由

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峠の力餅
米誌の「2026年に行くべき世界の旅行先25選」に山形県が選ばれました(写真:筆者撮影)
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どんなにネットで情報が得られるようになり、ネット通販で簡単によい食材が手に入れられるようになったとしても、身近なところにきちんとしたレストランがある重要性は揺るがない。

山形市内のフランス料理店「レストラン パマル」。カウンタースタイルのお店でクラシックをベースにしつつも軽やかなフランス料理を出す(写真:筆者撮影)

最終日は、山形市内の「イル・コテキーノ」へ。ジャンルとしてはイタリア料理になるのだろうが、「ひつじや」が羊肉の聖地だとすれば、ここは自家製ハムの聖地として全国的に知られている。

穴場“山形”を訪れるのはいかが?

ディナーのコースは6600円のみと昨今のレストラン事情を考慮すると非常にリーズナブルだが、この店は量が非常に多いことでも有名だ。突き出しからいきなり6品で、生ハムも計15種類が皿から完全にはみ出している。

とはいえ持ち帰り可能で、サービスの人によると店で完食する人は数割程度だという。

赤ワインだけでも11種類あり、自分で好きなものを選ぶ形式。2時間で「生ハム祭り」は終わり、山形駅20時43分発のつばさ160号に乗り込んだ。こちらは月曜ということもあり、簡単に30%引きが確保でき、7860円だった。

山形市の「イル・コテキーノ」の生ハム盛り合わせ。2021年に初訪問の際にはこの皿を見てたじろいだ(写真:筆者撮影)

今回は時間の関係上、庄内に足を延ばすことができなかったが、庄内も鶴岡市の「アル・ケッチァーノ」をはじめ、レストランだけをとってみても魅力的なエリアだ。

近年、日本ではオーバーツーリズムが課題となっている。だが、インバウンドが集中して大きな問題が発生しているのは、京都や富士山麓の忍野八海、白川郷といったピンポイントの観光地だけで、その他の多くの観光地は依然として空いている。

インバウンドの多さをただ嘆くのではなく、インバウンドがまだあまりリーチしない行き先を見つけるのも、土地勘のある日本人旅行者の強みなのではないだろうか。山形もそうした穴場の一つとして評価したい。

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