当然、本稿で紹介しているメソッドも、セルフメディケーションの範疇に含まれます。 その有効性が認知されれば、口コミで広がっていくのではないかと期待していますし、これからの社会状況を考えると、そうなることを願っています。
手指の不具合に「特効薬」はない
手指の不具合は、がんのような悪い内臓疾患とは異なるので、特効薬のようなものはありません。日々のメンテナンスが最も重要になってくるのです。
手指の不具合が少しでも解消されれば、身の回りのことが不自由なくこなせるようになり、何より生きていくためにいちばん大切な、食事をとるという行為をスムーズにおこなえるようになります。
これが人生の幸福度の向上ならびに健康寿命の延伸をもたらすことになるといっても、決して大げさではないでしょう。
医療費の高騰に拍車がかかるなか、セルフメディケーションを推進することができれば、問題の完全解決には至らずとも、今より財政面においても状況をよくしていくことは可能であると、個人的には考えています。
セルフメディケーションという概念がもっともっと世間に広まり、運動療法による手指疾患の予防や改善が見込めることを、多くのみなさんに知ってもらうことが、私のひとつの夢なのです。

