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【専門医が考案】中高年女性を襲う《へバーデン結節》の症状を自力で改善! 今日からできる3つの簡単メソッド

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手指の不調を自力で改善できる3つのメソッドを紹介します(写真:webweb/PIXTA)
  • 三戸 一晃 神戸百年記念病院手外科センター長兼整形外科部長
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この3つの基本メソッドを毎日コツコツ続けていくことが、出発点にして、不可欠の要素となります。

大切なのは「セルフメディケーション」の意識

ここでひとつ、みなさんに声を大にしてお伝えしたいことがあります。両極端はダメ! ということです。

手指に痛みやしびれを感じたり、変形や腫れが確認できたり、違和感を覚えたりしたときに、ほったらかしにしておくのはいちばん避けたいことです。

だからといって、「ちょっとおかしいな」程度の異変を察知するたびに、何度も何度も医療機関を訪れるのは、さすがにやりすぎかもしれません。

慎重になることはもちろん大切ではあるのですが、後先を考えずに行動に出る前に、ひと呼吸おいて、冷静になって、「自分でできることは何かないか」ということを考える習慣をつけてみましょう。

現在の日本社会は超高齢化が進んでいます。この先、手指疾患の症状のあるなしは別として、「手が使いづらくなった」と感じる人はどんどん増えていくでしょう。

長らく日本の健康保険制度は、高齢者の自己負担額を抑える体制を維持してきましたが、少子高齢化が加速していることを受け、政府は自己負担額を増やす方向に舵を切り始めています。今よりも、気軽に医療機関を受診しづらくなる時代が訪れるのです。

そうなれば、日本にはずっと縁のなかったセルフメディケーション(Self-Medication)という概念が広く世間に浸透し、その重みが増してくると、私は予想しています。

セルフメディケーションとは、簡単にいえば「自分の健康は、できる限り自分で管理すること」を意味する医療用語です。WHO(世界保健機関)は「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」と定義しています。

具体的には、日ごろから自身の健康状態の把握に努め、必要に応じて運動をしたり、体を休めたり、軽度の体調不良の際には市販薬を活用して治療を試みたり、ということです。

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【「三戸式手指ケア」もセルフメディケーション】

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