「1平方メートル当たりの地価」を対象とし、4月20日に配信した「【2026年版】地価が高い『福岡県の住宅地』ランキングTOP305地点」では、福岡市中央区をはじめとした中心部の人気エリアが不動の強さを堅持した。
それでは、「地価上昇率」にフォーカスすると、福岡県の住宅地の現状はどのようになっているのか。本ランキングでは、国土交通省がまとめた「26年地価公示」のデータを基に、福岡県内の住宅地を対象に「地価上昇率」が高い300地点を抽出し、高い順にまとめた。
ランキングを概観すると、地価上昇率が2桁(10%以上)を記録したのは22地点。4月2日に配信した大阪府が6地点、4月14日に配信した愛知県も6地点だったのと比較すると、福岡の人気エリアの上昇ぶりが顕著であることが見て取れる。
上昇率トップは地価でも首位の名勝地
個別地点に目を移すと、首位は「福岡市中央区大濠1丁目」(最寄り駅は唐人町)。同地点は「1平方メートル当たりの地価」でも首位だった。福岡県で初めて国の「登録記念物(名勝地)」に登録された大濠公園に隣接しており、その希少性が需要の高さにつながっているとみられる。
2位は「福岡市南区大楠3丁目」(同・高宮)。鑑定書は「主たる需要者層は、高所得者の個人や画地規模から共同住宅建設を目論む不動産開発業者等が中心となっている。当該圏域は最寄り駅から徒歩圏内で利便性に優れ、住宅地需要は堅調」としている。
3位は「福岡市西区姪の浜5丁目」(同・姪浜)だった。鑑定書によると、「駅に近いマンション等が建ち並ぶ住宅地域で、今後ともこのような利用状態が維持されると予測する。マンションの販売動向が懸念されるものの、地価は上昇傾向が続くものと予測する」という。
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【まずは1~25位】
