「離脱」リスクが低下
私が新卒で入った会社は、転職支援を行う会社でした。25年前の話です。
当時すでに転職は一般化しつつありましたが、それでも抵抗感のある人のほうが多かった。それより前の世代では、「会社に入ったら定年まで勤め上げるべき」といった価値観が主流でしたし、「転職なんてよほどの事情がある場合にするもの」とみなされていました。
バブルが崩壊する前、毎日のようにテレビで「人手不足」と叫ばれていた時代があり、それが一転して「人余り」となり、リストラの波が押し寄せ、成果主義が浸透、「転職もありか」という空気にようやく変わり始めたころだったように思います。
このころは、ちょうど紙の転職情報誌が姿を消す前、転職情報サイトが出始めた時期でもあります。社会がようやく転職や中途採用に慣れ始めたタイミングでした。
でもその時代でさえ、35歳が転職の限界と言われていましたし、2回も3回も転職するようだと「この人は続かない」と見られがちでした。当時はまだ、働き手に対して、雇用主が優位にありました。
ところがいまは真逆です。
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【転職における現状】
