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20代の投資率が激増の一方で高齢者は株を手放していた…データで判明した「日本人のお金のリアル」

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(写真:mits/PIXTA)
  • 野口 聡 インテージ シニアアナリスト
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ただ、先の図1で見たように、この投資熱の高まりは年代による差が大きく、60代以上では横ばいないし若干の低下傾向にあります。この傾向は、特に株式投資で顕著に見られました。各年代ごとの株式保有率を表したのが図4です。

(画像:『なぜ日本人は、それを選ぶのか?』)

20〜40代では右肩上がり、50代はほぼ水平、60代以上では右肩下がりになっていることがはっきりわかると思います。一般的には、高齢者イコール「持てる者」で、株式投資も盛んな属性というイメージですが、その直感的なイメージとは異なる結果です。これは、一つには(減少傾向にあるとはいえ)やはり今でも年齢が高い方が保有率は高いということ、もう一つはこれが「投資金額」ではなく人をベースにした「保有率」であることに注意する必要があります。

マス層でも半数近くが投資に取り組む

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また図5は、投資率を資産階層別に見たものですが、まずはマス層とそれ以上を境に投資率が大きく異なることがわかります。

アッパーマス層以上(金融資産3000万円以上)では約8〜9割が投資をしており、ごく当たり前の行為となっています。

一方、世の多数派=マス層で投資に取り組む人は、10年前は3分の1強(33.4%)でしたが、現在では半数弱(45.4%)の人が取り組むようになっています。若年層だけでなく資産階層から見ても、この10年間で投資が大きくすそ野を広げてきたことがわかります。 

(画像:『なぜ日本人は、それを選ぶのか?』)

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