一方、このモデルでは、より高い電圧を供給できることで、高出力なモーターにも対応する48Vシステムを採用。さらに前後輪にモーターを搭載するなど、電動モーターの活躍シーンを拡充していることがポイントだ。
ステランティス・ジャパンによれば、「欧州仕様の実走行評価では、市街地走行時間の50%以上をエンジン停止状態で走行した実績を持つ」という。なお、このモデルでは、ほかにも信号停車などの減速時にスマートにエネルギー回収を行う回生ブレーキシステムも採用。これらシステムの採用により、燃費性能は19.0km/L(WLTCモード)を実現する。
4輪駆動システムについて
4輪駆動性能は、電動モーターと走行モードに応じた制御を組み合わせた電動AWDシステムを採用。速度域に応じ、前後の駆動力配分を自動で最適化する。
そして、その効果を最も発揮するのが、センターコンソールにあるドライブモードセレクターを「オート」に設定したときだ。0~約30km/hでは、前述のとおり、100%電動モーターによるEV走行になり、この際はFWD(前輪駆動)で走行。その後、速度が上がり約30~90km/hの範囲では、オンデマンドAWD機能が発動。通常走行は前輪駆動で燃費を優先、悪路など必要な時のみ後輪に駆動力を付与する。さらに速度が上がり約90km/h以上となると、効率を優先した前輪駆動へ再び切り替わり、高速走行時も安定した走りを実現する。
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【先進運転支援システムも充実した安全性】
