「我々はクルマが売れたからといって、コミッションをいただくわけではありません」と加藤氏。
「(場を提供しているだけなので)万一、購入後にトラブルがあっても、責任を負う立場にはありませんが、それでもイベントに対する信用度には響く可能性があり、ましてや我々はCG(カーグラフィック)の看板を背負ってるだけにメディアを傷つけることも考えられる」ことを常に懸念しているのだそう。
“掘り出しもの”を探し当てる楽しみ
旧車を買う楽しみは、かつて欲しかったクルマを自分のものにできること。偶然、思いもよらないクルマを見つける出会いもある。
もうひとつの楽しみは、“掘り出しもの”を探し当てることだろう。
程度のいいクルマを、一般的な相場より低めの価格で見つけたときのよろこびが、クルマ好きを旧車に向かわせるのだ。
ただし、失敗すると悲惨なことになりかねない。フィルムカメラやレコードなどと同じ目線で旧車を好む若者を相手にしたビジネスには、警鐘を鳴らす専門家もいる。
「一見、きれいな外観で、価格も抑えめの車両を見つけて、飛びつくように買ったものの、調子が悪いと整備工場にもちこんだら、シャシーがサビで腐ってた……、なんて話も聞きます」
そういう目に遭いたくない人は、多少値が張っても、のちに修理にかける手間とコストをてんびんにかけて、オートモビルカウンシルに出展されたような旧車を買うのがいいのだろう。
次ページが続きます:
【ブルドッグにパジェロ…歴史的な日本車の愛称や名称が復活】
