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「単なるけがと思っていた」モルモットの死 「本当の死因を知りたい」と願った飼い主に告げられた"意外な真実"

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餌を食べるモルモット
温和な性格で人気のモルモット。長生きしてもらうためにも健康チェックは欠かせません(写真:e03586/PIXTA)
  • 中村 進一 獣医師、獣医病理学専門家
  • 大谷 智通 サイエンスライター、書籍編集者

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飼っている動物が病気になったら、動物病院に連れていきますよね。動物病院には外科、内科、眼科など、さまざまな専門領域の獣医師がいますが、獣医病理医という獣医師がいることを知っていますか?
この記事では、獣医病理医の中村進一氏がこれまでさまざまな動物の病気や死と向き合ってきた中で、印象的だったエピソードをご紹介します。今回登場するのは、モルモットです。

値引きされていたモルモット

温和な性格で人にもよく慣れるモルモットは、ペットとして人気の齧歯類です。モルモットは通称で、標準和名をテンジクネズミといいます。テンジク(天竺)といっても、インド原産ではなく南米原産。野生種が食肉用に家畜化されたものです。

そんなモルモットは、ぼくにとって思い入れのある動物です。

初めて彼らと出会ったのは16歳のころ。姉が近所のホームセンターで買ったモルモットを一度に5頭、連れ帰ってきたのです。母親とその子ども4頭でした。姉曰く、「病気で安売りされていて、かわいそうだったから」――うちの姉は、ときどきそうやって不憫に感じた動物を家に連れ帰ってくる人なのです。

当時はモルモットが1頭1500円くらいで売られている時代でしたが(今ではその10倍以上しますね)、相当ディスカウントされていたようです。

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【ぼくの部屋で飼うことに】

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