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長引く腰痛…「坐骨神経痛で即手術」は大間違い! 60代の半数が悩む"痛みの真犯人"は「反り腰」だと断言できるワケ

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長引く腰痛を「坐骨神経痛」と診断されたあなた。それは特定の病名ではありません(写真:Freshystock/PIXTA)
  • 松田 圭太 理学療法士/整痛院ふっか総院長
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ちなみに臀部から腰回りにかけての痛みやしびれは「腰痛」。いずれも「症状の総称」であり、坐骨神経痛と腰痛は重なっている体の部位も多く、感じる痛みを部位で分けたそれぞれの呼び名なのです。

ですので、病院で「坐骨神経痛ですね」と言われても、これは「胃がん」のような特定の原因がわかる病名ではありません。

医師は、「足が痛いことはわかりました(=坐骨神経痛)」と言っているだけで、実は「なぜ痛いか(原因)」までは言っていないのです。胃がんも、食べすぎて胃やお腹が痛ければ「胃痛」「腹痛」と言いますよね?

それと同じくらいの「ざっくりとした症状をまとめたもの」。「坐骨神経痛」と診断されたからといって、極度に怖がる必要はありません。

60代以降では、お尻から足にかけてのしびれや痛みを抱える人が非常に多く、ある研究では35〜50%の高齢者に症状が見られています。(※1)

60代以上の半分近くがなる「生活習慣病」のようなものなんですよ。

「坐骨神経痛」の原因は、大きく分けて2つ

坐骨神経痛を引き起こす原因となる「病名」は多岐にわたります。そのうちの「脊柱管狭窄症」「椎間板ヘルニア」「すべり症」は次のパート以降で説明しますが、ここでは坐骨神経痛の根本問題を解説します。

坐骨神経痛の原因となる場所は大きく分けて2つ。1つめは、「背骨トラブル(中枢性)」タイプ。背骨の中での神経圧迫が原因です。圧迫の原因は骨がずれたり、椎間板がつぶれてしまうことなどにあります。

2つめは、「関節・筋肉トラブル(末梢性)」タイプ。背骨から出た後の神経が、お尻などの筋肉で挟まれて起きるものです。

実は、手術が必要なのは1つめの「背骨トラブル」の一部だけ。多くの人が悩んでいるのは、筋肉が原因の「筋肉トラブル」タイプになります。

(画像:『腰痛は医者には治せない』(小学館)より)

次ページが続きます:
【あなたの坐骨神経痛の正体】

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