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「延命処置or緩和ケアor何もしない」 大切な人の最期を穏やかに見送るために…必要な《心構えと処置法》 

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シニア男性を見守る女性
大切な人の最期の時に、家族が「しないほうがいいこと」とは? 在宅医療専門医が解説します(写真:mits/PIXTA)
  • 安井 佑 医療法人社団 焔 理事長
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このタイミングで無理に点滴や栄養チューブで補充しても、身体はそれを利用できないどころか、うまく処理することもできず、結果として、臓器や皮下組織に水が溜まって、全身が浮腫み、余計に苦しくなります。

だから、ご本人のために、余分な点滴はしないことをお勧めします。

大切な人は、どんな最期を望むのか?

ちなみにこのとき、多くのご家族が、ある問題で悩むことになります。

何を悩むのかというと、「治療することをあきらめて、苦痛をやわらげるだけの緩和ケアに踏み切っていいのか?」ということです。

患者さんの大半は、その方の意思──ギリギリまで治療することを望むのか?

そうではなく、最後は苦痛の緩和だけでいいのか?──を明らかにする前に、意識が混濁したり、認知症を発症したりします。

そのためご家族は、大切な人が危篤に陥ったタイミングで「本人の希望がわからない」と悩むことになるわけです。

だからこそ、「残された時間が限られている」と知ったときに、大切な人が最後はどのような対応を望むのかについて、まだご本人が元気なときに、一緒に話し合っておけるといいですね。

「最後はあまり余計なことはしないでほしい。自然でいい」

「とにかく痛いのは嫌。痛み止めはどんどん使って」

「最後の瞬間まで闘いたい。できることはなんでもやってほしい」

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【延命処置か、緩和ケアか…判断するときに重要な視点】

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