スケジュールが崩れるもう1つの理由は、「理想の自分」を前提に計画を立ててしまうことです。計画を立てるとき、私たちは無意識にこう考えています。
・体調も気分も万全である
・他の仕事は予定通り終わっている
しかし、現実は違います。前の会議が長引くこともあれば、疲れが残っている日もある。メール1通に想定以上の時間を取られることもあります。
にもかかわらず、カレンダー上は「作業時間=100%フル稼働」で埋めてしまう。これでは、たった1つのズレが連鎖し、全体が崩れていくのは当然です。
スケジュールとは「やることリスト」ではありません。「不確実性を吸収する設計図」です。余白を持たない計画は、優秀さの証明ではなく、崩壊の予告なのです。
時間の「性質」を徹底活用する
では、どうすれば「実行可能なスケジュール」を作れるのでしょうか。ここでは時間管理のコツを1つ紹介します。
まず意識すべきは、時間には性質があるということです。人間の集中力・体力・判断力は1日の中で変動します。このリズムを理解し、タスクを時間帯ごとに最適に配置するのが、スケジューリングの基本です。
先ほどのSNS運用の例で言えば、「ネタ出し(クリエイティブ)」と「投稿作業(ルーティン)」を同じ時間帯にごちゃ混ぜにしていたことが、失敗の一因でした。
■朝の時間帯(6:00~9:00)
朝は最も集中力と意志力が高い"黄金時間"です。脳がリセットされ、外部からの邪魔も少ないため、重要かつ思考を要するタスクに最適です。
・複雑な問題の解決
・企画立案や創造的な作業(SNSのネタ出し・執筆)
・重要な意思決定を伴うタスク
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【クリエイティブな仕事は、朝一番に】
