ゴンチャが"脱タピオカ屋"の新シリーズを発売、「コアなファンほどストレートティー志向になる」顧客データが引き金に
つまり、ゴンチャへのファン度が高まるほど、タピオカなどの余計なカスタマイズをせず、お茶そのものの味わいを追求する傾向があるということだ。ロイヤルカスタマーほど“タピオカ離れ”が顕著なのだ。
最初は物珍しさから重たいスイーツ系ドリンクを飲んでいた人が、やがて飽きがきたときにゴンチャから離脱するのではなく、ストレートティーにシフトして引き続きゴンチャをひいきにしていくのが、ゴンチャの強さなのだろう。
そうした大切なお客のために開発したのが、お茶本来の美味しさを打ち出したTEACRAFTなのである。今後も、今回の春に加えて初夏、真夏、秋、冬にそれぞれTEACRAFTシリーズの商品が発売される予定だ。
ブランド本来の姿への「回帰」
ゴンチャの戦略は、大きな方針転換に見えて、実は創業時からの方針に則ったものだ。ゴンチャが日本で目指すのは、最初から「お茶文化の創造」なのである。
ゴンチャは、台湾発のお茶ブランドとして2015年に日本に上陸し、着々と店舗数を伸ばしてきた。阿里山ウーロンティーといった台湾らしいお茶から、アールグレイなどの紅茶、フルーツを合わせたウーロン茶など多彩なお茶を用意している。このラインナップこそが本来の強みだった。
そこにオプションの一つとしてパール(タピオカ)をトッピングするのが特に人気になったのだ。そして、折しも2018年頃、日本での展開を加速させた時期と、タピオカブームが重なってしまった。
しかし、最初からゴンチャのアイデンティティは「ティーブランド」であり“タピオカ屋”ではない。ゴンチャ自身も、「お茶専門店であり、タピオカ屋ではない」と、メディアなどでしばしば表明している。



















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