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「正論を言っているのに相手を動かせない人」に欠けている視点

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  • 市川 浩子 一般社団法人ジャパングッドリレーションアカデミー代表理事
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あなたは、自分が写った集合写真を見たら、誰を真っ先に探しますか。おそらく多くの人が「自分」と答えるでしょう。人は「自分」に何よりも興味があるからです。

そのため、自分の話ばかりする人は飽きられますし、自己中心的な人の話を素直に聞き入れることは難しいでしょう。自分のことではなかったとしても、言いたいことばかりを一方的に話されれば、相手は困惑するばかりです。また、自分が与えたいものを与えても、相手はムズムズしません。単なる独りよがりになってしまいます。

自分の話したいことを一方的に話すことを、私は「壁ドン」と呼んでいます。独りよがりで、相手の気持ちを確かめることなく、話を押し進めようとする状態です。たとえ内容が良くても、話す順番が違えば、相手に受け入れ態勢が整っておらず、不快に思われる可能性が高いのです。

相手が不快に思えば、悪い意味で返報性の法則が働いてしまうかもしれません。だからこそ、相手が「あなたの話を聞きたい」と思うように、求めている情報を、相手に届く言葉で話すことが大切です。

まず相手に興味を持つこと

そのためには、まずあなたが相手に興味を持つこと。先に相手の話を聞くことです。人は何かしらの好意や施しを受けたとき、お返しをしたいという気持ちになります。これを「返報性の法則」といいます。そのため、相手の話を聞いたり、相手に純粋な関心を寄せたりすると、相手もあなたの話を聞こうという態勢になります。遠回りに感じるかもしれませんが、ムズムズを引き出すには、そのほうが早いのです。

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