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ライフ #廃墟モールの経済学

「バブル崩壊、阪神淡路大震災でダメージ」「分譲で新陳代謝も進まず」…シャッターだらけ「兵庫の廃墟モール」衰退の理由

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  • 坪川 うた ショッピングセンター研究家・ライター
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しかし「専門店 衣料・生活雑貨のフロア」と書かれている2階は施設の管理事務所、企業の事務所、人材登録センター、クリニックがあるくらいで、一面シャッターだらけ。人けが少なく、館内BGMだけが響いている。

2階は外側もほとんどシャッターを降ろしている(写真:筆者撮影)
1階の外側でもシャッターが目に入る(写真:筆者撮影)

地下1階の「専門店 食料品と飲食のフロア」はいくつかの飲食店が営業しているものの、大半がシャッターに囲まれている。時折、シャッターがカタカタと鳴る音が聞こえてくる。

開業当初は地上3階も店舗フロアであったが、現在は市の事務所と企業のオフィスになっている。

なぜ「出屋敷リベル」は廃墟化してしまったのだろうか。

ダイエーの撤退が引き金に

「出屋敷リベル」は出屋敷駅北側の第一種市街地再開発事業により建てられ、1990年3月にオープンした。核テナントには近隣の店舗が移転する形でダイエーが出店。ほかに地元権利者の専門店30店舗、一般分譲の44店舗が入居した。

並行して駅前広場の整備と駅周辺の高架化も実施された。駅と「出屋敷リベル」の2階がデッキでつなげられ、利便性が高い施設となった。

駅を出てすぐに「出屋敷リベル」につながっている。利便性は高いはずだが…(写真:筆者撮影)
出屋敷駅前の広場。左手に「出屋敷リベル」が見える(写真:筆者撮影)
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