防衛関連人気に乗って年度前半は躍進が目立った富士通とNECも業績好調ながら株価は伸び悩んだ。富士通は0.6兆円減らし順位は28位から48位へダウン。代表的な防衛関連銘柄として昨年11月には00年高値にあと一歩まで迫ったNECも終盤失速。42位から52位にランクダウンとなってしまった。もちろん、ランク外でもSaaS各社が死屍累々となり、逆風は強かった。
ゲーム関連は成長期待の後退から反落
ほかに株価の低調が目立ったのがゲーム関連。IP、コンテンツ関連人気で24年度は躍進が目立ったセクターだが、成長期待の後退から反落する銘柄が多かった。3位から6位に後退したソニーグループは金融事業のスピンオフがあるが、それでも3.4兆円の減少ときつい。任天堂も前年8位から22位に後退。バンダイナムコHDも62位から98位にダウン。前年99位だったカプコンはランク外となった。
そして、ニデック。その積極的なM&A政策と業績拡大が評価され、EV関連人気も加わった21年3月末には時価総額10位に入ったが、25年度は不適切会計が発覚し、特別注意銘柄へ指定。永守氏退任まで進み株価は急落、前年70位からランク外に姿を消した。
新年度はどのセクターが買われるのか。これまで売られすぎたセクターが見直されるケースも多く、復活組も出てきそう。足元ではフィジカルAI、データセンター、宇宙開発などが脚光を浴びているようだが、年間を通してどんなテーマが買われるのか。そのテーマに乗れるのかもポイントとなるが、引き続き業績動向が重要であることも確かだろう。



















無料会員登録はこちら
ログインはこちら