「取引先の情報を自分の感想付きでSNSに"投稿"」 青ざめる上司の絶望…なぜ無自覚に投稿するのか
「なぜ、こんなことを平気で書けるんだ……」
ある機械部品メーカーの営業課長は、偶然見つけた部下のSNSアカウントを見て、言葉を失った。その若手営業は、取引先の担当者と個人的に親しくなり、その会社の社内トラブルをSNSに書き込んでいたのだ。しかも自分の感想つきで。
課長は震えるような怒りを覚えた。と同時に、「こんな基本的なことを教えなければならないのか」という無力感にも襲われたという。
そこで今回は、部下のSNS投稿に管理職はどう向き合うべきかについて解説する。部下のSNSを見つけて頭を抱えているリーダーは、ぜひ最後まで読んでもらいたい。
取引先の内部情報をSNSに流す若手社員
冒頭の若手営業が投稿していた内容を、もう少し詳しく説明しよう。
取引先の会社では、子どもの体調不良で頻繁に休む社員がいた。残された社員たちが不公平感を抱いている——いわゆる「子持ち様」問題である。
若手営業はこの話を取引先の担当者から雑談で聞いたらしい。そして、SNSにこう書いた。
「うちの取引先でこんなことがあって……正直、気持ちはわかる」
取引先の内部事情を、自分の感想つきで全世界に公開したのだ。
この投稿を取引先の誰かが見たらどうなるか。
「あの営業、うちの社内の話を外で書いている」
信頼は一瞬で崩壊するだろう。場合によっては取引停止もありうる。だが、本人にその自覚はまったくなかった。



















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