安藤:それはいい気づきでしたね。自分の中に一貫したテーマさえあれば、波に流されるのではなく、意思を持って「乗る」ことができます。
G:今は、特定のゴールを決めすぎず、「自分らしく働き続けられる」ことをテーマにしていて、その「流れ」が来た時に「波に乗る」ことを大切にしています。
安藤:すばらしいです。キャリアドリフトを成功させるには「好奇心」「粘り強さ」「柔軟性」「楽観性」「リスクテイク」の5つの姿勢が重要です。Gさんには十分に備わっていますね。
「時短フル回転」のしんどさは「仕事の資源」に頼る
安藤:一方で、活動レベルのスコアには「疲れ」が見え隠れしていますね。特にリカバリーや体力の維持については、少し苦戦されているようです。
G:実は、2月が本当に壮絶で……。2つの部署を兼務しながら引き継ぎをし、家に帰ればワンオペ育児の毎日で……。
安藤:それは聞いているだけで、大変さが伝わります……。
G:時短勤務のはずなのにフルタイム並みに働き、娘を寝かしつけた後にまた仕事……。まさに24時間体制で、気力も体力も底をつきかけていました。
安藤:仕事もライフも、全力で追いかける。それは素晴らしいことですが、一人で抱え込むには限界があります。
G:私は専業主婦には向かない気質だと自覚しているので、今の「自分にフィットした仕事」は絶対に手放したくないんです。
安藤:おっしゃる通り、自分にフィットした仕事は大切です。
G:だからこそ、3月からは「一人でやらない」ことを徹底しています。
安藤:例えば、どんなことでしょうか?
G:業務を細分化してアウトソーシングできるところを見つけたり、悩みの芽が小さいうちにリーダーに相談したり。
安藤:いいですね。何事も「小さく始める」のがうまくいく秘訣です。
G:幸い、今のチームリーダーは、どんなに小さなことでも相談に乗ってくれる、非常にサポートフルな方なんです。
次ページが続きます:
【周囲のサポートは重要な「仕事の資源」だった】
