東洋経済オンラインとは
キャリア・教育

繰り返す転職で「また仕事変えたの?」と心配されても⦅納得のキャリア⦆になる理由〈安藤健のキャリア相談室♯6〉

7分で読める
子どもの世話をしながら働く女性
連載最終回では、バラバラな業種の転職を重ねてきた女性の、キャリアへの不安を解消します(写真:EKAKI/PIXTA)
  • 安藤健 キャリアのモヤモヤを解決する組織人事コンサルタント
2/4 PAGES

安藤:一つひとつの「経験」はバラバラな星でも、後から振り返って「線」で結ぶと「星座」になり、意味を持つんです。

G:そう考えてみると、まさにですね。

安藤:ちなみに、この現象は心理学でも「コンステレーション(星座)」と言われています。今、Gさんは自分のキャリアを再解釈して、強い効力感を抱いている状態だと言えそうです。

「キャリアドリフト」でチャンスの波に乗る

安藤:Gさんは保育士、ブライダル、美容系の商品企画を経て、今の会社が4社目ですよね。

G:ちょっと脈絡がなさすぎですよね……。

安藤:そんなことはありませんよ。でも、大胆なジョブチェンジではあると思います。もともと新しいことに不安を感じないタイプなのではないですか?

G:いえ、実は人並みに不安は感じるんです。以前はセミナー企画を3年やっていたんですが、毎回「集客できるか」「登壇者とうまくやれるか」、常にハラハラでした……。

安藤:新しいことには挑戦はするけれど、気持ちの中にちゃんと「不安」はあるんですね。

G:はい。でも、今回のコミュニティ運営に関しては「不安」より「楽しみ」が勝ちました。まさかこんな風に、自分に向く仕事に出会えるなんて……。

安藤:これまでの話を聞いているとGさんのキャリアは、ゴールを決めてそこに向かって頑張る「逆算型」ではなく、その時々の波を捉える「キャリアドリフト(計画された偶然性)」に近い感じがします。

G:本当にそうだと思います。20代の頃は「10年後のロールモデル」を必死に探していましたが、ライフステージが変われば目指すものも変わるので、「逆算には意味がないかも」って気づいたんです。

次ページが続きます:
【「キャリアドリフト」で大切なこととは?】

3/4 PAGES
4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象