ただ、やめ方だけは考えてみてもいいでしょう。1つは、「別の興味のあること」「別の楽しそうなこと」があるかどうかです。完全にやめてしまうのではなく、「その代わりにこっちならがんばれそうだな」というものを見つけてもらったり、提案してみてください。
やめるときは「ここまで」のラインを決めてみる
もう1つは、「ここまでやったらやめる」というゴール設定をしてみます。
たとえば水泳なら、「じゃあ25メートル泳げるようになったら終わりにしようか」というように、1つのゴールを設定します。そして、クリアした段階で、やめるかどうか再確認してみてください。
この形であれば、「できなくて終わった」ということにはならないので、挫折体験にはなりづらくなりますね。大事なのは、結果ではなく、がんばって取り組んでいる姿勢です。
「がんばれ」も大事ですが、それ以上に、「がんばってるね」が大事なのです。そうした経験は、子どもが成長したあとで人生の壁にぶつかったとき、悩むようなときに、心の支えとして無意識のうちにも残っているものなのです。
習い事を続ける価値は、技術の習得以上に『自分はこれを続けてきた』という揺るぎない自信を育むことにあり、その小さな継続の積み重ねが、将来の困難を乗り越える強い心(自己肯定感)の土台となるのです。

