つまり、すべてではなく、「捨てるべきものを捨てる」ことが大切なのだ。
そうすることで、気持ちにも余裕が出てくるのではないかと感じる。
だから著者の「100あるうちの10個を捨てる」という価値観も、とても意義あるモノだと思えるのだ。
そうして空間が片付くだけで脳の負担が減少し、イライラや不安を感じることが少なくなります。
(「まえがき」より)
心理学的なことはわからないが、“イライラや不安を感じることが少なくなる”という部分は私も経験的に実感できる。やはり、“不要”は“不要”だと解釈するべきなのだ。
だが、そのためには、なにから始めればいいのだろうか?
1つ捨てるとしたら、どれ?
著者によれば、まずは基本となる「1日1捨て」を身につけることが大切であるようだ。具体的なメソッドを確認してみよう。
(42ページより)
捨てようとするときは、「なにから捨てたらいいのかわからない」「すべてが必要に思える」ということになってしまいがちだ。
だが、そんなときこそ意識して自問してみるのである。そうすれば、「なんとなくこれ」というモノが目に入るからだ。
次は、「なんとなくこれ」とつかんだモノに対し、「これは、自分にとって必要? それとも、もういらない?」と問いかけるステップ。
すると、もしかしたら「まだ余白があるから、明日の買い物メモにも使おう」と思うかもしれませんし、「もらったティッシュだったけれど、手触りがガサガサだったから捨てよう」と決断するかもしれません。
(43ページより)
少しわかりにくい表現だが、つまりは目に入ったモノを客観視し、「必要か否か」を自分に対して冷静に問いかけるということだ。
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【これを手放したらどんな気持ちになりそうか】
