手にしたモノを捨てると決めたら、次にすべきは「これを手放したらどんな気持ちになりそうか」をイメージしてみること。
捨てることをイメージして「惜しい」気持ちになったり、やっぱり取り戻したいと思ったら、別のモノを捨てましょう。
(43〜44ページより)
「1日1捨て」は、人生を変える土台をつくる
「すぐに捨てればいいのだから、いちいち自分に問いかけるなんて面倒だ」と思われるかもしれない。しかし、「1捨て」にかかる時間は1分にも満たない。決して難しいことではないのだ。
では、「1日1捨て」を繰り返すと、どんな変化が現れるのだろうか?
まず明確な変化は、家のなかのモノが減り、明らかにスッキリしてくることである。1日にたった1つのモノでも、10日続ければ10個、20日間で20個、1カ月経てば30個も捨てられることになるのだから。
いますぐ、目の前にあるモノを30個捨てるのは難しいだろうが、ほんの数十秒だけ「1日1捨て」を行うだけで効果が期待できるのである。
「1日1捨て」を行う際には、(無意識のうちに)自分にとって「なにが大切で、なにが必要ないか」を自分の心に問いかけることになるだろう。それが大切なのだ。あらためて考えてみることで、“これまで自分にとっての「正解」だと思っていたことが、じつは正解ではなかった”と気づくことも少なくないからである。
それだけで、ずいぶんと自分のほんとうの気持ちが明確になってきます。
そして、自分を幸せにしてくれるモノを知ることが、人生を変える土台をつくるのです。
(46~47ページより)
先ほど、レコードを大量処分したことに触れたが、そのとき私は1枚1枚、「これは自分に必要なレコードか?」と自問自答した。手放すのが不安だったからだ。
しかし結果的には、そうしたプロセスを踏むことで“自分が本当に好きなレコード、本当に好きな音楽”の実像が明確になった。
そんな経験があるからこそ、本書に強く共感できるのである。
