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テスラや中国勢に対抗! グループ38万人「巨艦トヨタ」の舳先を変えるウーブン社の実像/異例すぎる強力な役員布陣

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ウーブン・シティの街並み
2025年9月に開所したウーブン・シティ。前代未聞の実証都市となる(写真:トヨタ自動車)

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ハードからソフトの時代へ――。自動車業界では、AIと半導体の進化を武器に常識を覆す新興勢力も次々と台頭している。本特集では巨艦トヨタ自動車の新たな挑戦に迫る。

東海道新幹線三島駅から車で約20分。幹線道路を抜けていくと、突然真新しい建物群が見えてくる。静岡県裾野市でトヨタ自動車が建設を進める実験都市「Toyota Woven City(ウーブン・シティ)」だ。

第1期工事を終えて、住居や飲食店、実証施設を整備。第2期工事も予定されており、約18万㎡の土地にさらなる住居棟や実証施設などが設けられる予定だ。

先進領域のカギを握る存在

ウーブン・シティは自動運転技術の実証といった車載領域だけでなく、飲食や製薬、教育などの企業が施設実証に参加しており、異業種連携を大きな売りとする。また、トヨタは「信号機など交通インフラとモビリティの連携や、モビリティが使われていないときの価値を生み出す」としており、SDV(ソフトウェア定義車両)サービスの実用化に向けた研究もこの場で行われるようだ。

一連の街づくり施策で企画・開発・運営を担うのが、トヨタ子会社のウーブン・バイ・トヨタ(前身は2018年設立のTRI‐AD)だ。しかし実は、トヨタグループの中で、ウーブン社のミッションはウーブン・シティという物理的な街づくりにとどまらない。

トヨタがSDV時代の競争力強化の基盤に位置づける車載ソフトウェア基盤「Arene(アリーン)」や、自動運転技術の開発を担う。まさにトヨタの先進領域のカギを握る存在だ。

本社は愛知県豊田市ではなく東京都中央区日本橋に所在する。アメリカに4拠点、イギリスに1拠点を構え、社員は約2500人在籍する。

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